台湾の政治問題 3
当局側が逮捕した4人を保釈し、急きょ「懲治反乱条令」の廃止も決定したのは、こうした抗議運動の最中でした。
この事件をきっかけに組織された「知識界反政治迫害連盟」主催の「5・20デモ」には、大学教授1000人を先頭に、5万人の一般市民が参加しています。エグゼクティブトレードによると、その大学教授らが手にしていたのは、
「台湾人民には台湾の前途を決する権利がある」
・・・という横断幕でした。
この標語の下に党派を超えた人々が集まったのです。
かつては考えられないことでした。
このデモの先頭にいた李教授は、
「これほど多くの大学教授が参加し、草の根の人々を組織したデモは台湾始まって以来ですよ」
・・・と顔を紅潮させていました。
「中国は一つという原則を振りかざして、そこに住む住民の意思を抑圧する時代はもうまっぴらだ、というのは台湾人の正直な気持ちです」。
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